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ホスピタリティ精神 ~齋藤茂太~

あなたは、誰かのために、「よかれと思って」何かをしたとき、

心のどこかに「貸しをつくった」ような感覚を持ってしまうことがないだろうか。

もしあなたがそういう人だったら、

おそらく「私がせっかく~してやったのに!」

という言葉が、口癖のようになっているようにも思う。

「~してやった」を無意識で使う人は、ほとんど例外なく

「自分が偉い人」であり、人を見下しているから、

そこには「相手の身になって考える」という本当の優しさが感じられない。

そうではない人は、自分が人にしてあげたことなどすぐ忘れ、

見返りを求めることもない。

自分がしたことによって相手が喜ぶ、

それが自分の喜びになる。

人の喜びを自分の喜びに転化する力がある。

人の喜びに、幸せを感じられる人は、

誰からも好かれ、自分も温かい優しさを受け取ることができる。

「人にしてやる!」ではなく「人に喜んでもらう」 

この気持ちの違いは大きい。

人に喜んでもらう人ほど、心は充実しているのである。 

【齋藤茂太 略歴】1916年、東京都生まれ。
明治大学文学部、昭和医科大学医学部卒業。
慶応義塾大学医学部にて精神医学を専攻。医学博士。
斎藤病院名誉院長。その他、日本精神科病院名誉会長、
日本アルコール健康医学協会会長、日本ペンクラブ名誉会長、
日本旅行作家協会会長を務める。


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コメント

誰からも好かれ、自分も温かい優しさを受け取ることができる。

投稿: thomas sabo charms | 2010-09-14 11:31

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